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サンダーロード廃線ウォーク企画
草軽電鉄廃線跡を歩く
廃線を訪ねるハイキング、天気もそれなりに良くてまずは成功でした。
私が草軽電気鉄道について知ったのは、宮脇俊三著「鉄道廃線跡を歩く」でした。
よもや日本の代表的避暑地である軽井沢と代表的温泉地である草津の間に電車が走っていたなんて、
何てロマンチック! しかも資料によれば、おもちゃのような軽便鉄道だったらしく、軽井沢−草津間を
3時間40分かけて走っていたとか。
昭和37年に廃止されてしまいましたが、その痕跡が残っていると本に書いてあり、今回その一部を辿ってみることにしました。
10日夜、飯塚氏と私は飯塚氏のエボ3で[fig.1]、Duck本間氏と谷内氏は吾妻線で、
それぞれ待ち合わせ場所の長野原草津口駅に向かいました。
長野原の10分くらい手前で前を行く電車を発見したエボ3、駅の駐車場に到着したらちょうどDuck氏・谷内氏が電車から降りてホームを歩いているという、
まさにJUST ON TIME DELIVERY でした。
マンションには深夜11時過ぎに到着し、Duck氏が新幹線車内で購入した「だるま弁当」[fig.2]をさっそくいただきました。
11日は寒冷前線の影響か、志賀方面の山々は雲に覆われていますが、青空もちらほら見え、まずまずの天気です。[fig.3]
バスターミナルまで歩いて10分、12:10発の長野原行きに乗り、約10分下ったところに「谷所」があります。
ここが今回のウォークの起点です。[fig.5][fig.6]
道は舗装されていないものの、地元のクルマが山菜取りに入ってくるようで、この日も2、3台のクルマがおりました。
ま、それ以外は実に静かで、紅葉も三分くらい[fig.8]、
ゆっくりと周りの景色[fig.7]や木々の木漏れ日[fig.9]、
道端のキノコ[fig.12]を鑑賞しながら歩きました。
しかし、鉄道が通っていたという跡はなかなか発見できません。生活道路として使われてきたからですかねえ。
今、この鉄道が残っていたら、間違いなく草津観光の名所となっていたでしょうね、ちょうど黒部のトロッコ電車みたいに。
それでも、枕木と思われる木[fig.11]、バラスト(線路の下に敷いてある砂利)[fig.10]、
そして碍子(ガイシ。電線を張るときの部品)が発見され[fig.15][fig.16]、
我々「廃線探検隊」は大いに盛り上がりました。
12:20ころから歩きはじめて約1時間半、林道は草津・元白根農場付近で舗装道路に交わります。[fig.17]
ここで休憩。いつものようにコンロに火をおこし、コーヒーとポップコーンで今歩いてきた道を振り返ります。
休憩後再び歩き出し、約1kmで草津温泉駅跡に到着しました。 住宅地の中にある、実にこじんまりとした公園に石碑があり[fig.18][fig.19]、
周りでは親子連れがのんびりと遊んでおりました。
マンションに帰り着いたのは4時ごろかな。他の人はともかく、私は普段運動していないのでけっこう足にきました。
それでも神経が疲れるのとは全然違う、「気持ちよい疲れ」だよね。大変満足した1日でした。
夜のなべが美味しかったこと!私が山ほど買ったマイタケと谷内氏が山ほど買ったクリタケが主役のキノコなべ。
最後に冷や飯を入れて「おじや」したらちょっと焦げちゃって、しかしこのコゲがうまい。
「もうだめだー、はら一杯だー。」と言って目がうつろだった谷内氏もガツガツと(^
^;
さて、11:00ごろ草津を出発し、渋滞の草津道路を下らずにそのまま六合村へ抜けて長野原に出、
北軽井沢経由で軽井沢に12時過ぎくらいに到着しました。いよいよここから旧道で横川へ下ります。
とそのとき、道端に一枚の看板が。
「旧18号線(碓氷峠)落石のため全面通行止め」
半信半疑のままクルマを進めましたが、町外れでバリケードが。でも半開きになっていたので、とりあえず下ってみることにしました。
200近いカーブを右・左とリズミカルに下っていきます。 そして半分くらい消化したでしょうか、廃止となった熊の平停車場跡で休憩です。[fig.21]
[fig.22][fig.23][fig.26]
廃止になってまだ半月だから、いかにもすぐ電車が来そうな雰囲気を漂わせていますが、線路には確実にサビが来始めています。
[fig.24][fig.25]
旧道は、結局ここのすぐ下で完全なバリケードが張られており、これ以上下ることはできません。
来た道をまた引き返し、バイパスから横川に向かいました。
横川駅前の駐車場にクルマを止めて、駅前の「おぎのや」本店 (18号線沿いのドライブインのほうではなく、ホントの本店)で釜飯をほうばっていると、知っている顔が(^
^;
横川−軽井沢間廃止の騒ぎとともに有名人になってしまった、「駅弁売って38年」のおじさんです。
さすがに「いっしょに写真撮ってください」という人はいませんでしたけど。
横川駅は、来年にも構内の一部を「横川鉄道ぶんかむら」というミニ・テーマパークとしてオープンさせるようです。[fig.27]
線路はホームの端で終わり(まくら木のクルマ止めが置かれている)[fig.29]、
信号にもペケマークが貼られています。[fig.30]
この後、高崎線「新町」駅で谷内氏と別れ、我々は館林・古河経由で帰途についたのでした。チャンチャン。